目を離すと落ちている、これは「神風フォン」Xperiaに対する度を超えたネガティブキャンペーンが海外で展開されていた
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こんにちは、ITライターのテックボーイです。
本日も何気なくYouTubeの動画を見ていたところ、なんとも偏ったスマートフォンのレビュー動画を見つけてしましました。
それも超大手チャンネル登録者78万人を誇るEngadgetチャンネルによって投稿された動画でした。(日本のEngadgetさんではなく海外チャンネルです)
一体どのような内容であったのでしょうか。
再生回数は6万程、高評価は717に対し、低評価は1815 コメントの大半はレビューに対し、不公平だと言っているもの
この動画は9か月程前に投稿されたものです。現在再生回数66,863回、高評価は717に対し、低評価が1815もついています。
低評価の原因を探るために動画を見てみましょう。
この動画はXZ2 Premiumの技術面のレビューから始まると思いきやデザインのレビューから始まりました。
XZ2 Premiumは時代遅れのデザインで背面がカーブしたガラスを採用したことにより、傷つきやすく、滑りやすいという指摘がまず初めになされました。
この指摘はまさにその通りで「アンビエントフロ―」と呼ばれるこのデザインは背面が「ラウンド状」になっているため手にもって使う分には手にフィットし、使いやすいのですが、机などに置くと滑りやすく相当不評なデザインでした。
そのこともあって、「Xperia 1」からはデザインが刷新されることとなりましたね。
目を離すと落ちているので「これは神風フォンだ」(笑みを浮かべながら)
問題はここからでしょう、
ソファーのひじ掛けのわずか数センチの幅の狭いスペースにわざわざ置き「なにもしていないのに落ちてしまう」と言っています。
スマホをひじ掛けに置けば背面が平らな一般的なスマートフォンでも容易に滑り落ちるでしょう、そこまでして「Xperia XZ2 Premium」の欠点をしたいのかと思いましたが、彼女は、スマホをひじ掛けに置くと滑り落ちやすいことを知らないのかもしれないので大目に見ましょう。
丸くなっている背面を下にして置いてしまうのはお茶目ですね。
さらには「これは神風フォン、目を離すと落ちているので常に見ていないといけない」とも言っていました。
英語圏で「kamikaze」という言葉はスラング的に用いられ、神風特攻隊のような「無謀な」だとか「命知らずの」といった意味を持つネガティブな言葉です。
日本人からすると只々、残念な表現ですね。
この後も彼女のレビューは非常にネガティブな面ばかり取り上げており、少しでも英語がわかる方なら違和感を感じるでしょう。
コメント欄も上から下まで彼女のレビューに対する反論や、疑問が続いていました。
日本のEngadgetさんの記事やYouTube投稿動画はこういったバイアスがかかっていることはなく、好奇心を刺激するような面白い記事ばかりでした、それを今まで読んできたので、海外とのギャップに驚いています。
このようなあからさまな「Xperia」に対するネガティブキャンペーンは海外他の大手サイト等でも行わているようで、残念に感じました。もしかしたらお金が流れているのかとか彼女が異常なまでの他社製品ファンだったのかと勘ぐってしまいますが、少なくとも組織的にこのレビュー動画を投稿している訳ですから彼女だけのバイアスによって作られた動画ではないでしょう。
引用動画:https://www.youtube.com/watch?v=is5bVqlTkMQ