Kospet Prime 2レビュー・13MPカメラ4/64GB激熱スマートウォッチ
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Kospet Prime 2レビュー
本サイト読者用にクーポンを発行していただきました。価格・クーポン情報は記事下部に掲載しています。
久しぶりにわくわくするガジェットが中国から届いたのでレビューします。iPhoneユーザーならApple Watchがあるけど、Androidユーザーにはなにがあるんだろうなんて思ってましたが、良いものをみつけました。今回レビューするのは、Kospet Prime 2というスマートウォッチです。
スマートウォッチは手元でSNSの通知や電話応答ができたりと、かなり便利なものですが、長期的には一人一台腕につける時代が来てもおかしくないと考えています。この記事を読めば時代を先取りできます。(冗談です)
スペック
Kospet Prime 2は4GBのメモリに64GBのストレージを搭載。かなり激熱なスペックです。OSはAndroid 10がベース。スマートウォッチ用にカスタマイズされています。
搭載SoCはMediaTek製、Helio P22。Helio P22はXperia L3などにも搭載されているSoCでAnTuTuスコアは7万点程。スマートウォッチとしては十分どころか、オーバースペック。というか、Xperia L3はメモリ3GBなので容量的にはこのスマートウォッチの方が多いです。
手始めに、GeekBench5で、処理能力を数値化してました。
結果は、シングルコアスコアで、164点・マルチコアスコアで793点。
Snapdragon 435のスコアはシングルコア約100点・マルチコアスコアで約600点ということなので、エントリースマホ程度の処理性能を備えています。スマートウォッチとしてはオーバースペックですねw
正直、海外通販で、Kospet Prime 2を見つけたときはスペックをみてかなり衝撃を受けました。
ちょうど、実費で購入しようとしたところ、海外通販のBanggoodより、レビュー用に何か、商品提供ができるというお声がけをいただいたので、Kospet Prime 2を提供してもらいました。今回は提供ですが、記事内容には一切干渉を受けていないので自由に書いていきます。
デザイン
写真で見ると、本体サイズがいまいちわからないかと思いますが、横幅60mもあり時計としては大きいです。
時計の左側にはマイク用の穴があります。
時計右側。写真左のボタンは電源・ホームボタン。右のボタンは戻るボタンとなっています。中央にはSIMトイレを備えており、4G LTE通信が可能。
ベルト部分はゴム。簡単に他のベルトと交換できるようになっているので、いつかwenaリストと入れ替えたい。
背面。右側の端子はデーター転送兼充電用。中央には心拍数を計測するセンサーを搭載しています。そのため、スポーツやフィットネスの活動記録を測ることも可能。フィットネス用の活動記録用に、アプリがいくつかプリインストールされています。
カメラ
Kospet Prime 2の最大の特徴はカメラを搭載していること。
このカメラは、Sony製イメージセンサーIMX214を利用し、画素数は1300万画素。センサーサイズは1/3.06、ピクセルサイズは1.12μm。
カメラはこのように90°回転するので、インカメラとしても利用できます。
くるっと、カメラ部分は簡単に回転します。ロマンを感じます。
ということで、サンプル写真。一枚目はミカン(等倍)夕日が強く射している影響もあり、少しオレンジっぽい写真。(ホワイトバランスの設定を室内にしていました)
二枚目はミカン3.9倍(フルズーム)どうでしょう、かなりディテールが残っています。これはビビる。
三枚目は猫ちゃん。チュールで餌付けしたらめちゃ懐いてくれて、かわいい。スマホを取り出して撮影するとビビッて逃げられるのですが、スマートウォッチなら大丈夫。
写真は、シャープでディテールの残った写真となりました。体感としてはiPhone5S程度のカメラ性能です。
カメラアプリからは、HDRオンオフの切り替えや、画素数の変更など通常のスマホのように撮影条件を変更することができます。
動画撮影は最大、1080p(30fps)。
カメラに関しては上出来。
ホワイトバランスに違和感を感じていたのですが、後に撮影シーン選択で「蛍光灯」を選ぶと自然な色合いになりました。
スマホのカメラのように、シーンに応じてAIが自動的に調整してくれるわけではないので、ここは手動で選択していくと綺麗なよりよい写真が撮れるかと思います。
一定の処理性能をもつSoCを搭載しているので、ひと昔前のエントリースマホのように手振れが起こりやすかったり、カメラアプリの動作が遅いということもありませんでした。
顔認証
顔認証もできるって、スマホかよ!!っていう感じがしますが、とりあえず試してみました。
公称だと0.1秒でアンロックできるとのことでしたが、実際のところは体感0.2秒くらいかかりました。それでも実用的です。
ディスプレイ
ノッチの無いディスプレイはやはりいいですね。色合いも正確で不満はありません。
時計本体が大きいだけあってディスプレイは2.1インチもあります。解像度480×480のIPS。323PPI。
これまでは、スマートウォッチに折角Androidを搭載しても、小さい画面では操作性が悪く、できることが限れらていましたが、2.1インチもディスプレイサイズがあると多少はましになります。
この点をデメリットと捉えるか、メリットと捉えるか、トレードオフの関係なので評価は分かれそうですが、個人的に大型ディスプレイを備えているのは圧倒的なメリットだと考えています。
文字入力
購入時は英語のキーボードのみだったので、Playストアから、「Google日本語入力」をインストールしました。
入力画面はこんな感じ。
入力時はキーボードが大きく表示されるので、少し慣れればある程度は打てるようになります。試しにスマートウォッチから投稿していました。
この写真はスマートウォッチで撮影しました!このツイートもスマートウォッチから投稿しています! pic.twitter.com/4tpXC3HV2w
— てっくぼーい-Techboy (@Techboyblog) December 22, 2020
アプリ操作
Kospet Prime 2はスマホと同じように、Google Play経由でアプリを追加できます。
追加されたアプリは、縦一列に配置され、スクロールすることで下部にあるアプリがあらわれるようになります。(このアプリ配置は変更可能)
バッテリー
バッテリー容量は1600mAh。
搭載SoCのHelio P22は12nmプロセスということでバッテリー消費は前モデルと比較し、40%向上したとのこと。
実際のバッテリー持ちは?ということで朝から晩まで腕につけてバッテリー持ちを確かめました。
結果としては、家に帰る頃には20%~40%残る程度でした。一日に一回は充電することになりそうですが、GPSやLTE・Wi-Fi通信をしているわりには健闘しています。
追記:一日使っても平均して50%程度は残りました、3日程度なら充電なしで使えそうです。
公称では、通常使用で36時間・ライトな使い方では48時間もつとのこと。スマートウォッチで数時間もゲームでもしない限り一日はもちますね。
ゲーム
一番好きなクラロワは楽しむことができました。操作性はスマホ用のゲームなのでいまいち。この後数試合ゲームをして、慣れてくればなんとかスマートウォッチからの操作でも勝てるようになりました。
学生の皆さんこのスマートウォッチ買えば、授業中にクラロワできますよ!!😀
— てっくぼーい-Techboy (@Techboyblog) December 22, 2020
これやばくないですかww pic.twitter.com/I9y03nBHFN
アプリの起動速度もいつも通り。
ただし、10分ほどゲームをしていると本体が多少熱くなってきたので、真夏などに熱さで電源が落ちてしまわないか気になります。
QRコード決済
なんと、4G通信も対応しているので、Kospet Prime 2単独で、QRコード決済が可能です。
また、アプリの切り替えなどはメモリを4GB搭載しているだけあり中々スムーズアプリ起動も早く、レジ前でQRコード決済のためにもたつくこともないでしょう。
でも、スマートウォッチでQRコード決済をしようとする客がいると、店員に驚かれそうですがw
ちなみに、ストレージに関して、購入時の空き容量は54GBほどでした。これだけあれば十分。
スマホとの連携
スマホとの連携にはwii wearというアプリを使います。
アプリを利用することで、歩数や心拍数が把握できるようになります。
過去の記録も確認できるので、今月は先月と比べて、心拍数が高い!といったこともわかるようになりますね。
わるいところ
Kospet Prime 2を安心して読者に購入してもらうために、一週間ちょっと使用していて、いまいちだと思った点もはっきりと書いていきます。
- 防水に非対応
- 本体のサイズ、厚さ
- バンド部分のデザイン
- NFCは非搭載
自分の場合腕につけるとこんな感じ。バンドの長さが調節できるので、バンドが緩いということは起こらないのですが、やっぱりKospet Prime 2は大きいです。。
厚さは1.7cmで、重さは120gほど。長時間着けていれば重みを感じることもありそうです。
総評
予想通りの大きさと予想以上のスぺック。
スペック上は良い製品でも実際に使ってみると、いまいち。そんなことは、中華スマホでは良くあるのですが、Kospet Prime2はバッテリー・カメラ・処理性能どれをとっても期待を超えてくれました。Kospetという一般には無名ブランドですが、Kospet Prime 2の完成度は高く、価格以上の性能を備えています。
最も気に入っているにはカメラ性能です。今すぐに写真に収めたいけど、カバンから、スマホを取り出すと撮影まで時間がかかってしまう、そんなシチュエーションでも腕時計にカメラが付いていれば、間に合うこともあるかもしれません。
ただ、サイズが大きいのも予想通り、この点は好き嫌いが分かれそうです。
この機能が好き
標準搭載のアプリアシスタントには「Find my device」という機能があり、これが優秀でした。
Find my deviceを使うとスマホがミュート・マナーモードでも、スマホがバイブとともに、大きな音を発してくれます。
よくスマホを失くしてしまう自分には非常に便利な機能です。
読者限定クーポン・価格商品ページ
Kospet Prime 2の商品ページは本文をクリックするか下記画像よりアクセスできます。
なんと、今回が読者限定クーポンを用意していただきました。利用期限は2021年、1月31日まで。
本体価格通常、$199.99、日本円で21098円のところ、クーポンを利用することで、$186.99、日本円で19727円まで値下げされます。13ドルの値下げとなります。
2万円を切りました!
クーポンコードは【 BGJPTBB10 】
参考までにAmazonでの価格は3万円ほど、Gearbestでは23429円ほどでしたので、海外通販サイトではBanggoodが最安値となります。